短編小説 狂乱のマリオネット

今回の小説は、少し怖く、グロく出来ています。
ご注意ください!



深夜0時から始まるお茶会。
そして、参加すると言う人に出逢った事はあるが、参加したと言う人と出逢った事が過去に1度も無い不思議なお茶会。


お茶会の招待状は真っ黒の封筒に真っ赤な朱印が押されているらしい。
5年前に招待された当時15歳の女の子の友達の証言である。
その女の子も未だ音信不通、消息不明となっている。



ある日、1通の手紙が届いた。
封筒は真っ黒、真っ赤な朱印の押された手紙だった。
お茶会の招待状だ。

開始時間は4日後の深夜0時。
しかし、終了時間は記されてはいない。
「森の奥の洋館へ来たれ」としか書かれていない。



4日後、深夜0時前に洋館に辿り着いた。
辺りには灯り1つ無く、不気味な程寒く感じる。

古びた扉を叩くと、真っ赤なドレスを身に纏った1人の女の子が現れた。
「貴方が今夜の主役?」
招待状にもこの言葉は書かれてあった。
「ああ」
そう答えると女の子は笑顔で洋館の中へ歓迎してくれた。


案内されたのは広いダンスホール。
音楽に身を任せ、多くの人が踊っていた。
食べる物も飲む物も準備されている。
「さあ、ワインでも飲んでごゆっくり」

少し経った時、水色のドレスを身に纏った女性がダンスのお誘いに来た。
無言で差し出された手をとり、踊り始めた。
何も考えず、音楽に身を任せ、無我夢中で踊り続けた。



気が付いた時には見知らぬ部屋にいた。
昨日の記憶があまり無い。
洋館に入り、ホールに案内され、ワインを飲み、女性と踊り・・・真っ赤な人の血で染まった部屋を見た。
思い出した瞬間、この洋館から急いで出ようと強く思った。
お茶会に参加した人に1度も逢った事が無かったのは、最終的にここで永遠の眠りに就くからだった。
真っ赤な部屋の奥には多くの棺が並べられてあった。

部屋を飛び出し、無我夢中で走り続け、ホールの前を通ろうとした時、音楽に身を任せホールの中へと誘われた。


それからの事は何も覚えていない。
何も感じない。
何も聴こえない。
何も話せない。
何も・・・何も・・・・・・。
マリオネットのように操られ、操られるままに踊り続けた。


次に気付いた時、真っ赤なドレスを身に纏い、真っ赤な斧を振り翳した女の子が笑顔で目の前に立っていた。
「楽しかった?これでHappy End。じゃあね」




ハロウィンだから作ったのですが、ハロウィン感がほとんど無い気がする・・・。
この小説は、閲覧数が1300になりそうだったので祝1300小説も兼用します。
11月小説は11月の前半に載せますので、お楽しみに♪
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