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道標 番外編 名前をくれた人∼花の想い∼

今日、一人の女の子に出逢いました。
その子は皆から『水仙』と呼ばれていて、森の守り神をしています。
その子に私は助けてもらいました。
季節は冬、晴天の日の夕暮れに・・・・・


おばあちゃんの部屋を掃除していた時に見つけたおばあちゃんが小さい時に書いた日記。
おばあちゃんが初めて『睦月』と逢った日のこと。
「鈴、何を見ているんだい?」
日記を読んでいる途中でおばあちゃんに声を掛けられた。
私は、日記を読むのを止め、掃除に戻った。



私が『睦月』と逢ったのは最近。
森で迷った私を街まで案内してくれた。
あの日からずっと思っていた事がある。
昔にも『睦月』に逢った事があるのではないかと・・・


季節は春、風は少し強いがとても心地良い陽気。
私は森へと足を運んだ。

「睦月、いる?」
雪は少し溶け、草や花が少しずつ顔を出し始めている。
「また迷ったの?」
水仙の抱えた女の子。
睦月の周りでは小さな光の粒が浮かんでいる。
「迷ってないよ。今日は睦月に聞きたい事があるの」
「聞きたいこと?」

湖へと移動し、二つ並んだ岩に座った。
不思議な事に、湖の周辺の雪は溶けていて、少し暖かく感じる。

「聞きたい事って何?」
「私って、昔にも睦月に逢った事ある?」
そう言うと睦月は笑い出した。
私は何か変な事を言っただろうか?
笑いが治まった睦月は私に昔話をしてくれた。


昔、幼い女の子と出逢い、その子から『睦月』という名前をもらった。
「なぜ『睦月』なの?」と聞くと
「1月は『睦月』とも言うの」と笑顔で言った。
その日から私は『睦月』となった。
私に名前をくれた女の子の名前は『飛珱 鈴』

初めてもらった大切な名前。
『水仙』としか呼ばれてこなかった私に・・・。


その後、鈴はおばあちゃんと一緒に街へと帰って行った。
「鈴、また来てくれる?」
もうその場に居ない鈴に私は問いかけていた。




春の暖かい風が私達の周りに吹きまわる。
「でも、また鈴に逢えるとは思わなかった。昔逢った女の子ともあれから逢っていないから」
「その女の子って、私のおばあちゃんのこと?」
そう言って、私はおばあちゃんの日記を睦月に見せた。
日記を読んだ睦月は、目に涙を溜めた。


今日、私が逢った女の子には自分の名前が無かった。
本当は、その子に名前をあげたかった。
私と彼女だけの『たった一つの名前』、私と彼女とが出逢った月、1月『睦月』という名前を。
そして、これからも「仲睦まじい関係が続くように」と言う意味も込め・・・。






最後まで読んで下さってありがとうございます!
何だか最後が中途半端な終わり方な気がしますが、無事に番外編が出来ました。

『水仙』という言葉を調べてみた所、『水の仙人』と言うような事が描かれていました。
この事を知らずに作っていたのですが、結果としては私の好きな花でお気に入りの小説が完成して良かったです!!!

次は2月、私の誕生月♪
あぁ、頑張ろう・・・
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非公開コメント

No title

お久しぶりです><
折角コメしてくださったのに中々返事できなくてごめんなさい!!
藍彁さんは小説のほうが結構進んでるみたいで羨ましいです(*^_^*)

私なんて瞑想状態でなかなか・・・・w

だらだら更新な私ですが、よかったらまた見に来てやってくださいね!!
今年もよろしくお願いします(●^o^●)

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結羽

Author:結羽
結羽=マイペースな自由人

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