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そのままの君で 第3話 誓いの先で

『そのままの君で』(香介編) 『君といるあの空の下で』(柚奈編)に続き、最後の物語、翔編です。
最初はタイトルを『誓いの先』にしようと思ったのですが、上を2つの作品を見て最後が『で』で終わっていた事に今日気付きました(笑)
なので、急きょ『で』を付けました(違和感がなくて良かった・・・)





俺達が交わしたいくつもの誓い、それは俺を支える命の欠片だ。



香介がこの世を去り、柚奈と付き合い、結婚した。
香輔が生まれ、平穏で笑顔の絶えない家族が出来た。

それも、これも、香介がいたから・・・



柚奈と俺達の出逢いは中学1年の頃だった。
同じクラスで席が近かった事がきっかけで、中学1年の秋頃からはよく3人でいるようになった。
中学1年から高校3年まで、俺達はずっと一緒に居続けた。
柚奈は、俺達とずっと一緒にいて、幸せだったのだろうか・・・。
学生の時は聞く事が出来なかった。
特に、高校の時はそれどころでは無かった。


今でも香介が生きていたら、柚奈は香介を選んでいたと思う。
でも、俺達は柚奈に真実を打ち明ける事が出来なかった。
柚奈の泣き顔を見たくなかったから。


けど、高校1年の事故の際、俺達の願いは叶うこと無く、柚奈を泣かしてしまった。
泣き崩れ、香介の名前を呼び続ける柚奈の姿を見て、俺は決意した。
『柚奈を守り続けたい』



香介と一緒に柚奈の誕生日プレゼントを作った時も、俺達はいくつかの誓いを立てた。
『柚奈の笑顔を守ること』同時に『柚奈を幸せにすること』
『これからも3人でいること』
『柚奈をずっと愛すること』


香介がこの世を去った後も、よく香介と夢の中で会う。
「お前の代わりに、俺が柚奈を守り続ける」
いつも言うこの言葉に香介はただ微笑み、頷いていた。





「香輔、桜を見に行こうか」
3歳になった香輔と柚奈と一緒に、毎年恒例のときわ山での花見。
満開の桜を前に香輔は大はしゃぎ。
柚奈と二人きりになった時、ふと思い出した言葉があった。
「なぁ柚奈、学生の時、俺達とずっと一緒にいて幸せだったか?」
桜の花びらが舞い落ちる中、柚奈は俺の手をとり、笑った。
『幸せだから、今も一緒にいるんじゃない』

これ以上、誓いを立てなくても大丈夫だと思わされた瞬間だった。
誓いの先には俺達が守り続けた『笑顔』があった。


香介、聞いていたか?
俺達が誓った誓いなんて、柚奈からしたら当たり前の事だったみたいだ。
お前も、安心したか?
俺もこれから、安心して暮らせそうだ。







これで、この物語は終わります。
3年間という長い月日をかけてしまいましたが、無事に終わってホッとしています。
そのままの君での翔は楽観的な感じだったけど、今回の翔はいろんな事に頭を悩ませてしまった気する・・・。

皆さま、本当に長らくお待たせしました!
そして、これからも宜しくお願いします。
4月絵では頑張って3シリーズの絵に挑戦してみます!!(・・・たぶん)
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