星の砂 第2話 Sweet of Love

バレンタイン小説のはずが・・・、今になって書き始めたというマイペースっぷり。
過去キャラ登場!『星の砂 十字架のスプレッド』メンバーで超短編小説。


『弐月(ふたつき)の感謝祭』
ルスター国の感謝祭の一つ。国王と王妃が全国民へ、日々の感謝の意を込めて贈り物をする、国を挙げての一大イベントの日である。
この日の為にソフィア様も国王も私達も、国民の為に祭りの準備を進めてきた。

「ソフィア様、そんなに身を乗り出しては危険です!」
「大丈夫よ。それよりも、皆の喜ぶ顔が見える。頑張った甲斐があったわ♪」
自室の窓辺の縁に手を添え、幸せそうに街を見渡すソフィア様。そんな姿を見て、私も幸せな気持ちでいっぱいになる。

フィニさんと出逢い、ソフィア様は変わられた。とても明るく、自信を持ち、いろんな事に挑戦するようになった。少し危なっかしい所もあるけれど、昔と比べたら、とてもたくましくなられた。

「ソフィア様、国王陛下がお呼びです」
「はい、今行きます」

私とソフィア様は陛下の部屋を訪れた。
「お父様、お疲れ様です」
「ああ」
国王は小さな箱を手に持っていた。
「ソフィア、これを」
「・・・、はい」
ソフィア様は箱を受け取り、開けた。
その中には、亡くなられた奥様が身に着けていたペンダントと王妃の指輪が入っていた。

「本来は王妃であるお前の母が渡すはずのものだ。あいつが亡くなってからいろいろと忙しく、渡すタイミングがなくてな、今になってしまった」
王妃が代々身に着けるペンダントと指輪、これをソフィア様に渡すということは・・・。
「陛下、ですが・・・」
ソフィア様はまだお若い、まだ王妃としては・・・。
「ああ、分かっている。ソフィアが王妃になるのは、まだまだ先の話だ。それまで、大事にするように」
「はい」

ソフィア様の王妃への道は始まったばかり。
私も、ソフィア様の今後を傍で見届けていたい。
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